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住環境整備と設計の役割(新しい生活様式への繋がり)

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上記は脊髄損傷(C7)の方で自立を想定した「在宅復帰後の水廻りの提案図」になりますが、退院前のカンファレンスにこの様な図を提示した事で、医療・介護専門職の方との打合せが非常にスムーズに行われ、対象者様に対しても、在宅復帰後の生活が明確にイメージできた事で、対象者様のその後のリハビリに対する姿勢が向上に繋がったみたいです!
(設計意図が対象者様に伝わり、リハビリの効果向上に繋がった:多職種連携)
(新しい生活様式への繋がり)
健常者のリフォームであれば、多少使い難い部分があっても、身体が住環境に合わせる事で生活継続は可能だが、上記の様なケースでは、逆に住環境を身体に合わせる事で住環境介護力を持たせる事(福祉住環境)で自立生活の継続をサポートしますので、関わる全ての方が問題意識を統一し、改善に努めないと生活を継続させる事は難しいと思います。
(建築知識だけではなく、医療・介護の知識を備えた建築士が、問題を踏まえた上での改善提案を図面化する事で問題意識の統一を図り、福祉住環境整備を行います。)
この様な「福祉的住環境整備」を行い「自立促進を目指す事」で介助者や訪問サービスの方の出入りを最小限に抑える事も「新しい生活様式」に繋がる考え方だと思います。


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